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安用寺孝功六段に教わった指導対局
2009年06月18日 (木) | 編集 |
 昨日の記事は多くの方が見に来ていただいたようでありがとうございます。イベント事を振り返った文章は後で読み返すと気恥ずかしいことも多いのですが,今後も続けようと思っています。

 大盤解説会の途中の指導対局で安用寺六段に教わった将棋を,衝撃が薄れないうちに振り返っておこうと思います。
 安用寺六段は振り飛車党なので,平手を志願すれば先手が頂けて筋違い角を・・・というパターンになるのは分かっていたのですが,対局前にブログのことを簡単に紹介して筋違い角を受けてたって欲しい旨お願いしました。すると安用寺六段が「筋違い角をやる側?,やられる側?」と聞いてこられたので慌ててこちらがやる側であることを説明することに。平手で戦型まで指定する私のような下手も大概厚かましいですが,プロに筋違い角側を持って下さいと言える人は果たしているのでしょうか・・・。

 そして教わった棋譜が以下。


090618-1
 上図で後手の狙いを説明してみます。
 この戦型での先手の狙いは左辺での攻めを受け流して,そこで得た桂馬や歩を使って右辺で反撃することなのですが,
・銀矢倉にすることで先手の切り札である▲34歩の突き出しを甘くしている。また守りの金銀の枚数だけ考えても△54銀型金矢倉よりも相当守備力が高い。
・先手はあまり左辺で戦いたくないのに,右辺を厚くして6筋を薄くされたので6筋を攻めざるを得ない。
・6筋攻めに対しては最大限手抜きが利くように△52金△73飛型に構え,攻めは飛車と端桂だけで手になっている。
 ということで組みあがった時点で先手が必敗になっています。
 更に驚いたのは本局の構想は即興で考えたとのことで,あまりの次元の違いにしばらくはショックが収まりませんでした。

 図まで組まれてしまうと酷いので7筋の歩交換をすんなり許さない(△75歩に▲67角と頑張る筋)か,そもそも玉頭位取りという戦型自体が奇襲戦法じみていて無理な作戦ということも考えられます。△54歩△53銀型の対策は大変だと常々考えていたのですが,また一つ大きな勉強をさせていただきました。感想戦でも丁寧に教えていただいた安用寺先生に感謝したいと思います。

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コメント
この記事へのコメント
はじめまして
安用寺六段、さすがプロって感じですね・・・

nekomataさんは▲6六歩に△8四角(▲6八飛なら△9五角)と指されたときはどのように対応していますか?本譜でいうと10手目に△8四角です.▲6八飛で飛車角交換に持ち込んで指せると判断していますか?▲7五歩と妥協していますか?

筋違い角四間飛車は平凡に高美濃から銀冠に組んだら作戦負けになりやすいですか?

質問が多くてすみません.
2009/06/18(Thu) 20:57 | URL  | 筋違いさん #sO.jHPec[ 編集]
>筋違いさん

>▲6六歩に△8四角(▲6八飛なら△9五角)と指されたときはどのように対応していますか?
▲75歩では角筋の違い(先手の筋違い角と後手の通常の筋の角)の差が出て先手が苦しいと考えています。▲68飛からの飛車角交換の筋で勝負しようと現時点では考えています。
△95角から2枚飛車のカテゴリー
http://sujichigai.blog71.fc2.com/blog-category-14.html
も見ていただければ幸いです。

>筋違い角四間飛車は平凡に高美濃から銀冠に組んだら作戦負けになりやすいですか?
高美濃はともかく銀冠まで組むと角打ちの隙が多くて良くないと考えています。美濃囲いの実戦経験自体が少ないのですが,組んだ場合でも平美濃で戦うことがほとんどです。
2009/06/18(Thu) 23:25 | URL  | nekomata #-[ 編集]
回答ありがとうございます.
参考になります.
2009/06/18(Thu) 23:59 | URL  | 筋違いさん #sO.jHPec[ 編集]
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