いつか主流になる日まで…
竜王戦第1局雑感
2012年10月16日 (火) | 編集 |
 帰宅してから竜王戦第1局のネット中継を観ましたが、この時間の一方的な内容での終局はさすがに興行的につまらないと感じました。
 どこまでが研究で、どこに誤算があったのかそれをつまびらかにしてもらうぐらいでないと現地に足を運んで見に行った方などは特に納得いかないんじゃないでしょうか。現地棋士総出で午後は指導対局、とか要求したいですね、僕が現地なら。

 1日目を研究手順でハイスピードで飛ばし、2日目の午前中に形勢が一方的になる、そんなタイトル戦は誰も観たがっていないことを関係者の方々には分かっていただいて、2日制タイトル戦の制度設計を再考願いたいと思います。
 乱暴な案かもしれませんが、「1日目は60手目で強制的に封じ手、2日目に持ち越せる持ち時間は5時間を上限とする」とかは駄目でしょうか?
京滋職域団体振り返り
2012年10月07日 (日) | 編集 |
 振り返っておきます。
 前日の新聞で予選リーグの組み合わせを知ったのですが、強豪チームと同一リーグに入っていてやや凹んでいました。
 予選リーグ1Rはこちらの先手矢倉で後手の右四間の攻めを受ける展開。
121007
 上図より△55角に▲46銀打が変な感じながら角を逃げたら▲24歩行きますよ、という催促の手となり△46同角と切らせて駒得となり、以下は時間切迫に追われたものの勝ち(チームも勝ち)。

 予選リーグ2Rは相手の先手ゴキゲン中飛車から相穴熊に。▲46銀▲56飛型に対し、△84飛~△64飛と△24角~△45歩を組み合わせた牽制がうまく行って快勝(チームも勝ち)。

 予選リーグ3Rはこちらの先手で相振り。四間飛車から6,8筋の2歩交換が出来て気分の良い展開に。その後も相手の攻め駒を重くさせて快勝(チームも勝ち、予選リーグ突破)。

 決勝トーナメント1回戦は久々に筋違い角。
241007-2
序盤がイマイチで図の局面は馬を作られて自信のない展開でしたが、以下▲85角△74歩?▲同歩△84歩?▲73歩成△同桂▲41角成と馬を作り返すことが出来て優勢に。△74歩のところでは△42金と角成を防がれていれば大変でした。以下は一方的に食いついて勝ち。

 準決勝は予選リーグ1Rと同じ相手で2つ上の図まで全く同様に進み、ここで△75歩と手を変えてこられました。△55角さえ防いでおけば▲24歩が厳しいとの方針の元▲46銀打と今回も投入したのですがこれが良くなかったようで、以下△76歩▲24歩△同歩▲34歩に△44角とぶつけられてみると先手玉頭の脅威が大きく角銀交換では割に合わない局面となってしまっていました。以下、こちらも粘って最後は逆転したのですが時間に追われて勝ちきれず負け(チームも負け)。1局目を終えた後仲間内で検討して2つ上図は先手がやれると結論していたので再度踏み込んだのですが玉が薄い将棋は怖いですね。団体戦向きではないと痛感しました。

 今回の戦力で優勝できずにどうするんだ、という思いはあるのですが、やはり負けたのは自分が弱かったからとしか言いようがありません。
 次の西日本大会では優勝できるように頑張りたいと思います。
王座戦第4局。観戦者にも手渡しが。
2012年10月03日 (水) | 編集 |
 今日は帰りが遅いので帰ってからゆっくり王座戦第4局を鑑賞して楽しもうと思っていたのですが、並べ終えてなんとビックリの千日手。指し直し局が始まっています。
 この大一番をリアルタイムで観られる幸運に恵まれた・・・と喜びたいところですが、早く寝ないと明日の仕事に差し障るしなぁ・・・・。大きな「手渡し」を観戦者にもされたような気がします。
 
 それにしても千日手局は最新形の角道オープン振り飛車になったと思ったら、一転して復古調の対抗形となり、力の要る玉頭線を経て、妙手の銀捨てから千日手というお腹いっぱいの展開でした。この一局だけでもいろんな切り口で評論ができそうです。

 そして指し直し局は羽生さん先手で両者の因縁の戦型である相矢倉に。NHK杯戦での「例の形」になるのかどうか、現在はその分岐路の直前のところです。

 「手渡し」への回答として、最終結果はちょっと早起きして棋譜再現して確認するのが最善手だと思うに至りました。