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序盤のおさらい事項
2011年08月02日 (火) | 編集 |
 最近あまり筋違い角の実戦を指せていないこともあり棋譜のネタがないので、最序盤の細かいアヤの部分を簡単にまとめておきます。後手側(対筋違い角側)から見た視点でまとめているので、筋違い角をやられた時の参考にしていただければと思います。
 第1図以降、代表的な指し方として△62銀と△52金右がありますが、両者の違いが現れる展開を紹介していきます。
110802-1
 第1図以下、△62銀▲34角△32金▲66歩△64歩▲88銀△63銀▲77銀△54銀▲68飛△44歩▲67角△45歩(第2図)
110802-2
 第1図より△62銀から△32金は、先手からすると最も圧迫感のある形。次に△33銀とすぐに角を追う形になっているので▲66歩を突くことを余儀なくされます。第2図は筋違い角対策としてよく表れる図で、△33銀~△43金~△22飛と飛車を展開する筋を含みにしています。こういう展開を目指す場合に、△61金型の方が含みが多く(将来の8筋攻めに対して△72金と守る形あり)なっています。

 第1図以下、△62銀▲34角△32金▲66歩△33銀▲67角△84角(第3図)
110802-3
 △62銀~△32金の後、すぐに△33銀と角を追ってしまう手もあります。先手はできれば角は67に引いた方が手広い(将来の▲75歩~▲76角の筋等)ので▲67角としますが、そこで△84角という手があります。第3図以降は▲68飛△66角▲23角成△同金▲66飛や▲68飛△95角といった展開になります(第3図で△44角とするよりも△84角の方が両方から選べて含みが多い)。なお、第3図が▲78角型でも△84角はありますが、▲75歩△同角(△74歩もあり)▲68飛と一歩を犠牲に△95角からの飛車角交換を避ける選択肢も先手に生じます。

 第1図以下、△62銀▲34角△42玉▲66歩△52金右▲88銀△64歩▲77銀△63銀▲68飛△32玉(第4図)
110802-4
 早めに玉の移動を急ぐ指し方もあります。この場合の注意点としては先手が▲68飛と振り飛車を明示するまで△32玉を保留し、▲26歩(居飛車棒銀の狙い)に△32金を用意しておくのが無難でしょう。この場合△62銀でも△52金右でもどちらが先でも大した違いはありません。

 第1図以下、△52金右▲34角(第5図)
110802-5
 6手目△52金右の特徴の一つは▲34角の局面が角成の先手になっていないことです。普通に持久戦に進めてももちろん一局ですが、この特徴を生かした指し方を考えてみます。
 第5図以下、△65角▲56角△76角▲88飛(第6図)
110802-6
 △65角の相筋違い角は一歩損を解消し、手得を主張するという意味で考えられる手。対しては▲56角~▲88飛が経験的に一番分の良い指し方。第6図は居飛車振飛車の対抗系になりますが、後手だけ歩が切れている方に玉を囲うことになり先手に不満のない展開といえます。なお、▲56角に対して△同角▲同歩△57角の馬作りももちろんあり、一歩得対馬の力戦でこれも一局です。

 6手目△65角の相筋違い角は上述のように先手向飛車に組んで不満ないと考えているのですが、後手にもちょっとした工夫の手順があります。
 第5図以下、△84歩▲88銀△65角(第7図)
110802-7
 △84歩▲88銀の交換を入れて△65角と打つのが工夫の手順。第6図以降向飛車には振りにくいですし、四間飛車に振ったとしても▲77銀と上がりにくいのが先手にとって不満なところです。

 結構本音ベースでイヤミな展開も含めて書いてしまいました。参考にしていただければ幸いです。
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