いつか主流になる日まで…
一手損角換わりの疑問
2009年11月25日 (水) | 編集 |
 竜王戦第4局は挑戦者の一手損角換わりに。5手目に▲78金と上がった後△84歩▲25歩の交換を入れずに直ちに△88角成。先手は飛車先を突き越していない形を利用して相腰掛け銀を目指す,という展開になりました。
一手損角換わりの最序盤のやり取りでよく分かっていない点を列挙しますと,
1.本局のような序盤は後手が相腰掛け銀に誘導したと言えるのか?
2.本局のような序盤でも先手が棒銀又は早繰り銀を志向すると,後手は飛車先を突いていない分有利に戦えるのか,メリットが生じるほどのこともないのか?
3.5手目▲78金に代えて▲25歩なら△88角成を強要できるがこれも後手が飛車先を突いていないメリットが生じるのか?先手も▲78金を上がっていないメリットが生じるのか?
4.結局,△84歩▲25歩を交換しての△88角成の順が現在最も実戦例が多いのはどういう理由なのか?
といったあたりです。

 一手損角換わりが流行りだした頃にどこかで解説されていたのかもしれませんが,その頃はこの戦型に目もくれていなかったので(汗)よく分からないまま棋譜を並べたりしています。

 本局で竜王が勝つと後手番では普通の角換わりで2勝,先手番の矢倉で1勝と対一手損角換わりで1勝となり,居飛車党の棋士が竜王に勝つのは至難の業に思えてしまいます。観る側としては七番勝負がもつれる展開を期待します。

ブログランキングに1日1票,ご協力お願いします。
右のバナーをクリック!banner_02
09西日本団体対抗戦
2009年11月23日 (月) | 編集 |
 今年も行って来ました。去年は優勝だったのでぜひ今年も,という思いでしたが・・・。
 
 予選1Rは先手番で相矢倉。▲37銀に△43金右だったので3筋を交換してホクホクしていましたがその後にぬるい手を連発して仕掛けられた時点で圧敗に。チームも負けて早くも暗雲漂うスタートとなりました。

 予選2Rは追い詰められていたので序盤を飛ばせる筋違い角に。攻め急いでしまって相手のカウンターを食いそうな嫌な予感がしながら指していましたが,相手の応対もやや淡白でなんとか勝ちきれました。チームも勝って予選通過。


 決勝T1回戦は優勝経験のある強豪チームと。先手番相矢倉で,後手の△95歩型対▲65歩型の形で定跡どおり進んで下図。矢倉の急所では▲41角△96香▲98歩で後手の攻めを面倒見ながら指せば先手指せると書かれていますが,本譜は▲12歩△同香▲13歩△同香▲41角の暴発。以下△95歩から攻め合われて明白な一手負けとなってしまいました。
091123-1
 大局観の悪さ,勉強の足りなさが露呈したような暴発で恥ずかしいですが,自戒の意味を込めて貼っておきます。チームも負けで今年はベスト8で終了。

 年内は小さな大会(例会)に少し出ようかと思っているので良い将棋を指して締めくくれるよう頑張りたいと思います。

ブログランキングに1日1票,ご協力お願いします。
右のバナーをクリック!banner_02
▲37銀型の玉頭戦
2009年11月22日 (日) | 編集 |
 「将棋の日」の放送を見ました(関西将棋会館HPのトップにデカデカと告知されていて気づきました)。開催は関西だったので行くことも少し考えていたのですが,放送を見て行かなくて良かったと思いました。女流10秒将棋のあのぬるい雰囲気は自分にはちょっと耐えられませんでした。また,「空気を読む」という言葉が多用されていたのも如何なものかと思うところがあり,全体としてしまりのない構成になっていたような気がします。


 今日の将棋は六段の方が挑戦してきてくれたので筋違い角で挑むことにしました。後手が△45歩と位を取って先手玉頭に銀を繰り出してくる展開に。途中,△24角~△46歩~△33桂とされて一方的につぶされてしまうかと思いましたが角を殺す反撃手順を発見(実は2009年2月16日の将棋で同じ筋を指していました)して勝負形に。54手目辺りでは先手が指せそうに思っていましたが,食いつきにあってしまって最後は千日手に逃れるのが精一杯でした。

 明日は西日本の団体戦。作戦に不安があるのですが切れ負けは迷ったら負けなので思い切って指してこようと思います。


ブログランキングに1日1票,ご協力お願いします。
右のバナーをクリック!banner_02
ご教示の筋
2009年11月17日 (火) | 編集 |
 先日の大会の賞品でもらったズワイガニを食べながら,短時間切れ負けでの後手番作戦について考えてみましたが未だまとまらず。棋理を取るか時間内に詰まされないことを取るのか等等,弱いなりに(弱いから余計に,か)いろいろと考えています。自分のレベルでは25分切れ負けと30分30秒で作戦を変えないと同じぐらいの勝率を上げられないのがつらいところです。

 今日の将棋は△53歩△54銀型の矢倉に対して穴熊に(本局は後手番筋違い角)。角を66に据えて来た形で△54角から(△22飛の前に)△26歩と先手の飛車先を攻めるのが将棋部の後輩に教えてもらった筋で,なかなかうまく行ったと思います。対筋違い角側としても盲点になりやすい筋なので今後も出現することが多そうです。


ブログランキングに1日1票,ご協力お願いします。
右のバナーをクリック!banner_02
逆わらしべ長者的強攻
2009年11月14日 (土) | 編集 |
 佐藤先生orz... トッププロでもあんな結末があるんですね。佐藤,藤井と自分の好きな棋士が今期は大苦戦中。巻き返しを期待します。

 今日の将棋は△53歩△54銀型から△63金と上がって押さえ込みに来る形。そうはさせじと8筋から反撃し,こちらの角で相手の金を食いちぎり,その金を相手の△81桂と交換して無理やり飛車を捌くという荒っぽい展開に。大概成功しない攻めですが本譜はその後も無理攻めを押し通すことができました。高段の方から見ると呆れるような手順と思いますが,こんな手順でも五段を倒すことがあると思っていただければ幸いです。


明日はちょっとカニ獲りに行ってきます。

ブログランキングに1日1票,ご協力お願いします。
右のバナーをクリック!banner_02
週末雑感
2009年11月13日 (金) | 編集 |
佐藤先生の順位戦今期初勝利を願いながら更新。

・ハチワンダイバーで筋違い角が登場していました。それ自体は嬉しいですが,以降の展開はどうなんでしょう?筋違い角側は相手の角打ちに気を付けないといけないのであんなふうにじりじりと駒を前進させていくことはできないはず。むしろじっくり圧迫していくのは対筋違い角側ではないかと。

・竜王戦は竜王が3連勝。見たかった同型腰掛銀で竜王が力を見せました。これで後手側の作戦として一手損しない角換わりが流行する・・・とは思えませんね。脇システムの後手側とか相横歩取りの先手側とかもそうですが玉の守りがほとんど居なくなって入玉含み,という将棋は本当に難しいです。

・10年ほど前に鴨川道場で登録して以来何点あるのか全く把握していなかったアマ連のレーティング点数が分かりました。上げ甲斐がある点数なのでこれから頑張ろうと思います。

ブログランキングに1日1票,ご協力お願いします。
右のバナーをクリック!banner_02
銀の繰り替え
2009年11月06日 (金) | 編集 |
 今日は久しぶりに大学将棋部のBOXへ。相変わらず廊下では吹奏楽部が練習したり,よく分からないサークルが奇声を上げてたり自分が居たときとBOXの雰囲気がまるで変わっていなかったのには懐かしさを感じました。現役部員はやはり終盤が強く,勉強になりました。また,筋違い角でも良い手を教わったので今度24で試してみようと思います。

 今日の将棋は少し前に24で指した将棋から。後手の△55歩△54銀型の矢倉に先手振り穴という展開。お荷物になりやすい77の銀を67に繰り替えたのがささやかな工夫で,相手に飛車交換を避けさせたり5筋からの反撃筋を作るなど結構うまく行きました。
 明日は全国大会を控えた方と研究会。良いスパーリングパートナーになれるよう準備しておこうと思います。


ブログランキングに1日1票,ご協力お願いします。
右のバナーをクリック!banner_02
2割引の理想形
2009年11月03日 (火) | 編集 |
 最近将棋世界をまた買うようになって今12月号を読んでいますが,石田流についての記事が手厚くて参考になります。詳細な定跡解説も参考になりますが,現時点ではどの形が嫌かなど生の声がまとめられているのが良いと思います。石田流を調べつくして先手が指せるようだと後手は相振りにするぐらいしかないのでかなり制約を受けますが,素人の予想としては後手の居飛車側がやや指せるということに収斂していくような気がします。

 本局は△53歩△54銀の形から後手が全力で押さえ込みに来る形になり,▲87角▲76銀▲77桂の「攻めの理想形」に組んで闘いを挑みました。以前にも似たニュアンスのことを書きましたが,この陣形はあまり過信しては駄目で,2,3割引きぐらいの感覚で指せばがっかりすることが少ないと思います。
 とはいえ本譜は角の睨みを生かして攻めが続き,短手数で勝つことができました。攻め駒を責められる展開にならなかったのが良かったです。


ブログランキングに1日1票,ご協力お願いします。
右のバナーをクリック!banner_02
朝日アマ名人戦近畿大会振り返り
2009年11月01日 (日) | 編集 |
 今年も朝日アマの近畿大会に行ってきたので振り返っておきます。
 あまり勝った記憶の無い大会なので予選リーグぐらいは突破することと,勉強中の戦型も思い切って使うことを目標に臨みました。

 予選R1回戦は先手番で矢倉46銀37桂型の定跡どおりの形に。途中での相手の緩手につけこんでそのまま押し切って勝ち。
 予選R2回戦は相手の四間飛車に居飛車穴熊。松尾流穴熊にがっちり組んで「勝率8割」の形に。最後は際どかったですがなんとか勝ち(予選通過)。
 決勝T1回戦はこちらの先手番で一手損角換わりに。相手が角金交換の駒損の代わりに竜を作って自陣に引き付けるという難しい展開になりましたが最後はなんとか一手勝ち。
 決勝T2回戦は相手のゴキゲン中飛車にこちらの居飛車穴熊。それまでに仲間内でかなり研究していた形になりこちらの面白い局面も多かったはずですが,終盤で手順前後をやらかして負けました。感想戦で「こちらの作戦勝ちでずっとこちらが良かった」と言われたのにもしびれました。次は同じ戦型で必ずリベンジします。

 かくして代表まであと3勝というところで終了。一応目標は達成した形ですが,組み合わせを見るに今回は代表のチャンスだったと思うので大変悔しいです。11月はこの後も大会が続くので頑張ろうと思います。

ブログランキングに1日1票,ご協力お願いします。
右のバナーをクリック!banner_02