いつか主流になる日まで…
VS 里見香奈女流初段 その9
2007年07月12日 (木) | 編集 |
 ついに終局しました…。65手までで勝ち。いやあ,嬉しいです。
本日分の手順は特に難しいところはありません。歩切れの後手陣を突いての▲36香が速い寄せで,最後の▲32銀から▲21竜で後手玉はほぼ受けなしです。投了図以降△41銀打には▲32香成△同銀▲51角△43玉に▲32竜(△同玉なら▲33金以下詰み)があります。
 今の率直な気持ちは嬉しいの半分,プロと将棋を指している時間が終わって寂しいの半分といったところでしょうか。とにかくとんでもない読み抜けや操作ミスが出なくて良かったです。

 できれば週末にでも一局を通しての振り返りをしたいと思います。
 最後に,毎日,ここを見に来てくださった方々ありがとうございました。今週はアクセス数が増えてとても嬉しかったです。


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VS 里見香奈女流初段 その8
2007年07月10日 (火) | 編集 |


 前日最終手の▲48玉以下△45角▲63歩までは昨日に想定していた通りでしたが,そこで△68歩成が軽視していた手でした。昨日時点の読みでは▲同飛△89角成▲62歩成があるから△68歩成はないだろうと思っていたのですが,良く考えると▲68同飛の時に△67金(下図)と打つ手がありました。以下,▲88飛(あるいは▲98飛)△77金▲同桂△63飛と金取りで63の歩を払われるのが嫌で,△68歩成を▲同飛はやめて▲同銀と取ることにしました。
190710-1


 対して後手の指し手は△63角(下図)の一手だと思っていました。△68歩成を利かしたのはこの局面での▲65香を防いだものだろうと。下図以下具体的にリードを広げる手順が分からず悩んでいました。
・▲82馬△45角▲83馬△64飛はこの後の飛車のいじめ方が良く分からず。△24飛と回って△27角成を狙うような順も生じますし,後手陣攻略のために一番欲しい桂馬が取れなくなるのも不満なところ。
・▲82馬△45角に再度▲63歩と垂らす手も考えました。以下△同飛なら本譜と同じ手順で良くなりますが,△同角▲62歩△同飛▲71馬△52飛ではっきりしません。
・そこで下図からは▲67歩△45角▲39玉△66歩▲同歩△同銀▲63歩と指すつもりでいました。6筋を多少破らせるのは仕方ないけどその代わり玉を入城しておこうというつもりでした(△66歩ではなく△67角成と突っ込んでくる手もあるかもしれません)。
190710-2

 ところが,本譜は▲68同銀に対して△63飛。▲81馬でさすがにこの将棋が勝ちになったことを確信しました。馬を素抜く手順が成立しないようでは大差になりました。

 本日最終手では▲45馬もありますがもう余計な切り合いは不要な局面。勝勢ではありますが気を抜かずに指していきたいと思います。

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VS 里見香奈女流初段 その7
2007年07月09日 (月) | 編集 |
 34手目は予想に反して(っていうか一回も予想が当たってないような…)△61角打でした。これをなんで予想していなかったかというと▲72金△同角▲82角で香得が確実になるからで,歩切れの相手に香得ならはっきり優勢と思っていました。
 対して後手は△55銀と出ての6筋攻めを狙ってきました。△55銀に対する応手として3通り考えてみました。

 第一は▲82馬。これで良ければ一番良いのですが,以下,△45角▲83馬△62飛と進み,正確に指せば勝ちそうですが手順に△45角と捌かせるのが少し危険と感じました。

 第二は▲58金左。次に▲69歩と打てれば完封勝ち,という狙いですが△68金と打ち込んで来る変化を読みきれず。

 第三に本譜の▲48玉。やはり後手の飛車が素通しの状態での居玉は危険すぎると思いました。以下,△68金なら▲同銀△同歩成▲同飛△66銀(△同飛成▲同金は攻めあい勝ちできそう)▲82馬△45角▲83馬以下飛車をいじめながら後手の攻めを緩和して行こうと思っています。また,▲48玉に△45角なら▲63歩!と垂らしてみようと思っています。対して△同飛なら▲81馬,△同角なら▲65香という狙いを持っています。
 
 香得なので優勢とは思いますが,さすがに鋭く迫ってこられます。完封するのは無理ですのでどこかで強く攻め合いに出る必要がありそうです。


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VS 里見香奈女流初段 その6
2007年07月08日 (日) | 編集 |


 32手目△67歩までは想定どおりで,昨日はこれを▲同飛と取る予定でしたが,そこで△45角(下図)と打たれる手が気になりました。以下▲68飛は△89角成▲72金△99馬で銀取りに対する処置が難しく,また72の金も遊び気味なのが嫌でした。また,▲68銀と引く手は以下△55銀▲64歩△67角成▲同銀△64飛の局面が怖すぎて指しきれませんでした。
190707-1
 また,上図の△45角に対して▲68歩なら守備は手堅いですが△61角▲同金△同飛(下図)と進み,以下は▲46歩△67角成▲同歩と進めば▲72角の筋を狙いに先手もやれそうに思いましたが,せっかく切れた6筋の歩を打つということのリスクもあるため決断できませんでした。
190707-2

 ということで,本譜の△67歩に対して▲88飛と予定変更しました。以下は△62飛▲72金△同飛まではこう進むところと思います。そこで,▲63角△82飛▲45角成からゆっくり67の歩を取り払いに行ければ良いのですが後手からも△28角からの攻めがあります。そこで,△62飛▲72金△同飛の後は▲86歩~▲85歩としようと思っています。

 △67歩を利かされたことで序盤のリードはほとんどなくなったような気がします。勝負という意味ではしんどいですがプロと競り合っていると思って前向きに頑張ろうと思います。

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VS 里見香奈女流初段 その5
2007年07月07日 (土) | 編集 |
 6日は里見さんが対局だったこともあり,進行は2手のみでした。しかし,形勢は(どちらが良いのかは別として)今日ではっきりしたはずです。

 昨日の予想はまたしてもはずれで28手目は△64銀でした。これは今のままだと△54金と出られないのでお互いの飛車の直射を避けたという意味なのでしょうか。ただ,これには▲63角成と行きたくなるところ。
・△同角には▲64飛で2枚換え。次に▲71銀から飛車をいじめる手が厳しそう。
・△同飛には▲71金があります。対して△61角打には▲72金△同角▲82角,△61角には▲同金△同飛▲72角,ひねって△67歩▲同飛△55銀には▲64歩でいずれも先手指せるはず。

 自分の勝手読みの範囲ではありますが,先手の居玉は結構良い位置のように思えます。左右どちらから攻められてもすぐには致命傷を負いませんし,77の銀が手厚いので後手から角の王手による攻防手などもありません。

 どちらかが大きな見落としをしているとしか考えられません。それがこちらでないことをただ祈るのみです…。



P.S 他の12局はまだ駒組み段階で僕のところだけ既に終盤を迎えようとしています(汗)。ただ,7月末までに勝負がつかないと終了になってしまうようなので,序盤があまり長い将棋にするのもどうかと思っていますが。まあ,土日にたくさん進めれば問題はないんでしょうけど。

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VS 里見香奈女流初段 その4
2007年07月05日 (木) | 編集 |
 昨日の指し手予想はまたも外れで,次の一手は△72角でした。指されてみればなるほどという手で,2七~8一のラインを制しつつ64の歩を取りきろうという狙いです。27の地点を受ける必要がありますが▲38金は壁が怖くて指しきれませんし,本譜の▲38銀も玉を安定させるために2手必要(将来▲48玉型で戦いになると28から縛られてかえって危険な場合がありそう)なため,少し優勢かと思っている先手側からしたらかなり嫌な局面です。
 対して後手は当然△55銀ですが,ここでは考え方が2つありました。
・大人しく▲78角△64銀と進めて,お互い筋違い角を打ち合ってこちらが一歩得であることに満足する。
・▲63歩成(対する応手はおそらく△同金)を利かして優勢を拡大しに行く。
という2つですが,ここは積極的に行くべきと思い▲63歩成を決行しました。金銀で押さえ込まれたら一気に優位が吹き飛ぶ展開で怖いです。

 本日最終手の次の手の予想は△44歩。対して▲63角成と行くか▲78角と引くかを迷っています。多分▲78角と引くことになるような気がします。


 ところで,筋違い角という作戦は相手に普段の将棋を指させないという狙いがありますが,里見さんが普段と違って押さえ込みを狙い,こちらが捌きを狙うという展開は戦前の思惑通りではあります。とにかく単純ミスで将棋をぶち壊さないことを心がけて明日以降も頑張ろうと思います。

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VS 里見香奈女流初段 その3
2007年07月04日 (水) | 編集 |


 前日最終図(14手まで)より考えた手は▲68飛と▲77銀ですが,▲68飛には△54角▲38銀△74銀▲68飛△62飛(下図)と進むと▲64歩には△76角ですし▲77桂も左銀が使いにくいため良くないと判断しました。
190704-1
 前日最終図より▲77銀であれば△54角(注:27に利いているため▲68飛と回らせない意味)▲66銀△74銀▲77桂(下図)と進んで65の位をがっちり守ることができます。その後は▲75歩で銀を追い返すこともできますし,54の角をいじめて27地点への利きをなくせばその後飛車を振ることができます。
190704-2

 本譜は△42玉が入ったため▲77銀と▲68飛を両方指すことができて21手目の最終図へ。最終図からの予想をしてみます。
・△82飛だけはないはず。
・現状では▲83角成には△45角で後手も馬を作ることができるため△32玉が本命か。これにはこちらも▲48玉が有力か。
・△55銀と催促してくる手に対しては▲45角△64飛▲同飛△同銀▲61飛と攻める手が一番堅実な攻め方でこれは先手良しと思います。

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VS 里見香奈女流初段 その2
2007年07月03日 (火) | 編集 |
 2日目にして局面が大きく動きました。
 昨日の予想ははずれで6手目はオーソドックスな△52金右でした。

 7手目▲34角に対して8手目△64歩だったので振り飛車封じ作戦でこられるのかと思い,VS8手目△64歩での経験が生きる形(▲79金型)の将棋になるのかと思いました。

 10手目が△65歩でなく△62銀だったため結局よくある形に戻るのかと思いきや,12手目の△65歩にはびっくり。この形での△65歩って▲同歩△66角に▲58飛で受かるはず…(△62銀と▲88銀の交換が入っているため▲66歩と突ける理屈です)。恐る恐るの▲65同歩に対して里見さんの指し手は△63銀でした。

 わずかにリードを奪ったことは間違いないはずです。今日寝るまでに今後の展開を良く考えたいと思います。いやあ,なんか肩がこってきました(笑)。操作ミスと携帯破損だけには気をつけたいと思います。


P.S 応援等は大歓迎ですが指し手の批評・助言等は控えていただきますようお願いします。そのようなコメントがあった場合即刻削除させていただきます。

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VS 里見香奈女流初段 その1
2007年07月02日 (月) | 編集 |
 びっくりしました。
 携帯電話を使って対局する将棋レボリューション激指を始めたことは少し前の日記にも書きましたが,その中のイベントである携帯将棋名人戦というリーグ戦で里見香奈女流初段がいるA級に入れてもらうことができました。
 一手25時間以内という持ち時間でプロに将棋を教わる機会などもう一生ないと思いますので全力を尽くしたいと思います。またせっかくなんで途中経過をブログでUPして行こうと思います。

 里見さん(肩書き付きだと長いのでこのように呼ばせていただきます)と指せるのも嬉しいですが先手番を引けたのはそれに輪を掛けてうれしいです。午後10時現在で三手しか進んでいませんが無事に角交換することができました。今後の展開の予想として里見さんが振り飛車党であることから△62飛~△42飛型相振り,又は△85角型相振りになるのではないかと思っていますが果たしてどうなることやら…。



P.S 応援等は大歓迎ですが指し手の批評・助言等は控えていただきますようお願いします。そのようなコメントがあった場合即刻削除させていただきます。

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