村山聖九段の追悼番組を見て
31日の22時から囲碁将棋チャンネルでの再放送を見ました。
いつの間にか村山先生が亡くなられた年齢よりも年上になってしまったことに気がつきました。
村山先生が昇段していく過程はリアルタイムで将棋雑誌等で見ていました。当時私の棋力は田舎初段ぐらいで技術的な話はあまり記憶にないのですが,控え室で検討していた村山先生が「△48銀成とすれば南王将・棋王の勝ち」と宣言して帰っていったという新聞の観戦記の記述や,57銀型四間飛車を扱った将棋世界(だったと思います。多分。)の付録があったことなど覚えています。
とりわけ印象的だったのは丸山九段との順位戦について書かれた先崎八段の将棋世界での文章で,病状が相当深刻なんだとショックを受けたことと,これほどの人が死ぬなんてことはありえないだろうと勝手に思い込もうという気持ちが半分づつだったと思います。
亡くなられた当時はインターネットもあまり普及しておらず,大学将棋部の合宿に向かう道中,1〜2週古くなった週間将棋を駅のキオスクで買おうとして(当時は毎週週間将棋を買っていなかった)目に飛び込んできた見出しに絶句した記憶があります。
「終盤は村山に聞け」はあまりに有名な言葉ですが,当時より多少は強くなった今の目で村山先生の終盤力を(棋譜並べとかではなく)リアルに味わってみたかった,というのを村山先生への自分なりの追悼の言葉としたいと思います。
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