いつか主流になる日まで…
肉祭りと映画
2017年10月29日 (日) | 編集 |
 今日は台風の影響で悪天候でしたが、ちょっと外出してましたので振り返っておきます。
 岡崎肉祭りに行ってきました。三嶋亭のサイコロすき焼き丼を狙っていましたが、昼過ぎについたときにはすでに売り切れていました。一番人気は三嶋亭だったように思います。写真は「祇園・わさび」の京都熟成牛すじ肉のしぐれ丼 1,500円也。食べ応えが十分あって値段相当の価値はありました。


 その後は悪天候なのでインドアで、ということで映画「ミックス」を観てきました。シンプルで観ていてストレスのないストーリー展開と、主演の新垣結衣さんの可愛さで魅せる映画という感想です。卓球選手は顔を知っている方では、吉村選手、伊藤選手、石川選手は分かりました。水谷選手は出ていればすぐ分かりそうなものですが気づきませんでした。
 キャストでは、主人公の母親役の真木よう子さんと中華料理屋の蒼井優さんが好演と思いました。肩ひじ張らずに気楽に楽しめて良い映画だったかと思います。

 まだ結果だけですが、竜王戦は羽生さんが連勝とのこと。第2局1日目の仕掛けはかなり無理気味そうで、一晩対策を練れる分だけ先手が勝ちやすそうかと思っていました。この後棋譜を見てみようと思います。
京都王将戦と京滋職域団体戦振り返り
2017年10月04日 (水) | 編集 |
ずいぶん久しぶりの更新となりますが、先週の土日は連日将棋大会に行っていたので簡単に振り返っておきます。

土曜日は、個人戦の京都王将戦。例年は3月開催でしたが、今年はこの時期の開催となりました。
予選1Rはベテランの方と。3間飛車に対し居飛車穴熊から一方的に食いついて勝ち。

予選2Rもベテランの方と。相手の向かい飛車対居飛車高美濃の戦い。うまく押さえ込んで優勢で終盤を迎えましたが、駒の利きをうっかりして自陣の金を馬でタダで取られて敗勢となりそのまま負け。

予選3Rもベテランの方と。相手が3手目角交換から▲77桂からの四間飛車に。こちらの対応がまずく、飛車のコビンを角で睨まれて大作戦負けでしたが、何とかごまかして勝ち。2戦目が終わった所で予選落ちを覚悟しましたが、何とか予選通過。

決勝T1回戦は予選2Rで負けた方と。相手の四間飛車に対して居飛車穴熊。こちらが飛車先を決めるのが遅かったせいで端に角を上がられて石田流に組み替えられる嫌な形になりました。作戦負け気味でしたが、中盤に、こちらが桂を手持ちで角を55に出て後手の美濃囲いのコビンをにらんだのが厳しすぎる形となって優勢となりそのまま押し切って勝ち。

決勝T2回戦は、若い方と。ここで筋違い角を投入。下図がこちらの仕掛けの局面で、▲75歩△同歩に▲72歩と垂らしたところ。

多用している仕掛けでして、△62玉なら▲86銀~▲78飛などと暴れる予定でしたが、上図から悠然と△86歩!▲71歩成に△62玉!と上がられてと金が殺されては全く良いところがなく早々に敗勢となりました。以降は玉の固さの違いだけを頼りになんとか手を作ろうとするのを相手が受ける展開に。終盤、一瞬相手が緩んだところで攻めがつながる形となり逆転勝ち。

準決勝は2年前にも準決勝で負けた、年上の方と。横歩取りの将棋で、こちらの勇気流を採用。序盤やや不利というところから、終盤は五転六転しましたが、最後にもひどい見落としが出て負け。秒読みでの手の見えなさを痛感した一局でした。

三位決定戦は年上の方と。横歩取りで相手の△33桂型に。じっくり組み合う形で序盤優勢となり、途中で相手の仕掛けを誘って反撃し、何とか攻めをつなげて勝ち。

ということで、土曜日の個人戦は3位でした。この大会は1位、2位、4位を取ったことがあるので上位をコンプリートしましたが全く意味がありません。来年は優勝に絡めるよう頑張りたいです。

続いて、日曜日は京滋の職域対抗の団体戦。
予選1Rは相手の四間飛車にこちらの居飛車穴熊。中盤で相手に見落としがあり、そのまま押し切って勝ち(チームも3-0勝ち)。
予選2Rは相手の三間飛車にこちらの居飛車穴熊。がっちり組み合う展開で、終盤までギリギリでしたが、一手残していて勝ち(チームも3-0勝ち)。
予選3Rも相手の三間飛車にこちらの居飛車穴熊。序盤から相手の左銀が敵陣まで突っ込んでくる展開でしたが、玉を固めてからの反撃が決まって勝ち(チームも3-0勝ち)。

決勝T1回戦は、過去に決勝を戦ったこともある強豪と。相手の四間飛車に対し、こちらの高美濃とという持久戦で作戦負けの序盤となりました。ジリ貧を嫌って仕方なく仕掛けることとなり、自信がない局面が続きましたが、途中で相手に淡泊な手が出てから優勢となり押し切って勝ち(チームも3-0勝ち)。

準決勝は、複数チームが参加するなど部活動に熱心な古豪と。こちらの後手で、横歩取り模様の序盤から相手が一手損で角を替えて無理矢理角換わりにする展開に。組み上がった局面は難しいところでしたが、相手からの仕掛け後、手持ちの角銀を使って敵陣の攻め駒を一掃しに行く展開となって勝ち。切れ負けの大会で全駒したのは初めてでした(チームも2-1勝ち)。

決勝は、準決勝と同一職場のAチームと。私の相手は若い方で、相手のノーマル四間飛車に対してこちらの居飛車穴熊に。仕掛けた後、飛車角を交換した辺りでは十分指せていたと思いますが、銀冠からの端攻めの桂跳ねに対する応手を誤り、穴熊が一気に弱体化してからは勝てない将棋にしてしまいました。以下、粘りましたが負け。
チームは私以外の2人が勝ってくれて2-1勝ち。嬉しい2年ぶりの優勝となりました。

土曜日7局、日曜日6局戦って、フラフラになりましたが楽しかったです。
また、秋に西日本の職域対抗があるのでそちらでも頑張ります。
6月初旬
2017年06月04日 (日) | 編集 |
 新年度になってはや2か月、1年の6分の1が終わってしまいました。周りの環境の変化への対応に追われる日々ですが、少しづつ自分のやり方を周りに浸透させることもできつつあるかな、というところです。

 今日は少し前に指したウォーズの10切れの将棋から。後手が先手の攻めを警戒して矢倉への入城を後回しにして4筋から8筋の歩を全て突いてくる将棋でした。こういう将棋は玉の固さに差がついた時点で多少無理気味で捌きに行くことのしており、27手目に仕掛けました。角銀交換の駒損でしたが、41手目の▲63歩が攻めを継続する好手で、以下は飛車を成り込んで攻めが続きました。
 棋神解析をかけたところ、32手目では△53金と寄って互角とのこと。人間だと、どうしても駒組みの延長でものを考えたくなるので少し浮かびにくい手だと思いました。
 
気持ちの良い手筋が決まる
2017年05月07日 (日) | 編集 |
 昨日の日記の流れではないですが、今日もネット将棋を少しやってまして、久々に筋違い角で超気持ちの良い手がでたので御紹介を。△85角型筋違い角でお互いの角を殺し合う展開になりました。局面自体は前からの研究範囲で、21手目に角を取り合ったところでは、後手の歩が上擦りすぎてまとめられないため先手が良いと思っています。
 今日のハイライトは先手が▲54馬と21の桂取りを狙った手に対して後手が△32金と41の金を上がって受けた30手目の下図の局面。ここで▲62歩!が超気持ちの良い一手。手筋本などではよく目にしますが、実戦ではなかなか現れない筋なので気分が良かったです。同じようでも▲72歩は△同飛であまりでかしておらず、改めて▲62歩と打つ羽目になってしまいます。

 △32金とした局面では△31金と寄る位ですが、▲64馬がまた金取りになってこれも後手としては辛いところと思います。
読書感想文(3月のライオン)
2017年05月07日 (日) | 編集 |
 大型連休のうちの5月3日以降の5連休も間もなく終わろうとしています。
 いろいろ勉強もしようかと思っていましたが、気の向くままに本を読んだり将棋をしたり、ネットで時間をつぶしたりと、4月以降に職場が変わってから溜まっていた疲れをリフレッシュすることができました。

 そして、以前に3月のライオン前編の映画を観た感想を書いたときに「原作を貸してくれる人がいれば読みたい」的なことをつぶやいたところ、実際に貸してくれた(それも10冊以上も)奇特な方がいたので、この連休で読んでいます。
 将棋、努力、勝利、友情、挫折、家族、恋愛、グルメ、少女趣味・・・といった辺りがこの作品の構成要素なのだろうと思いますが、作者がこの作品を描くためにかけている情熱と労力が伝わってきて非常に感銘を受けました。以下、感想をつらつらと。
・ネームに費やしている時間が半端ないんだろうと思います。将棋の展開を図面を使って序中盤ずっと追っていけば、描くのは楽なのだと思いますが、それをせず、1話に色々詰め込んだうえで完結させるのは相当な力量だと思います。
・将棋の対局のストーリーは簡潔明瞭。所々で私のような将棋好きを満足させるような局面&手の解説を入れつつ、基本は1話で一局を終わらせることにより将棋を知らない読者を置いていかない配慮がされている。
・宗谷名人でも3割は負けることを明示し,絶対王者でありつつ非現実的な感じを出していないのが良い。
・将棋で強くなるための努力がかくも苦しいものなのか、ということを鮮明に描いている。将棋は強くなればなるほど苦しいゲーム。私も全盛期は全国大会出場レベルまで行きましたが、これで十分と思ってしまえば楽しいゲーム。まだまだ上に行きたいと思えばホントに苦しいゲーム。プロレベルまで行っても苦しみに終わりはなく、その辺りがよく描かれています。
・主人公が色々な人と触れ合って人間的に成長していく様が見どころの1つと思いますが、私が特に共感したのは、高橋君とのやりとりで「逃げたりサボったりしたことが自分の記憶にあると、いざという時に自分を信じられなくなる」というくだりです。「自分に勝つ」=「勝負所で自分の選択を信じることができる」=「勝負の前にやり残しがないと信じられるだけの努力をしておく」というのが、勝つ(成果をあげる)ために重要なことだと常々考えているのですが、この1シーンや、ひいては作者の創作姿勢にもそのようなものを感じました。
・読んでいると将棋を指したくなりました。この連休で将棋クエストで山のように将棋を指しましたが、指したことのない横歩取りを出鱈目に指して、それでもたまに大技がかかって勝つことがあって楽しいです。上に書いていることと矛盾しますが、分からないなりに苦労して考えて、少しづづ強くなれる将棋は楽しいゲームだと改めて思いました。

 私自身、結構保守的な性格でして、何かきっかけがないと、なかなか新しい漫画を読み始めるということをしないので、今回は映画化をきっかけにこの作品に出会えて良かったと思います。まだ映画の後編を観ていないので、また観にいきたいと思います。